中山成彬
なかやまなりあき
(暑中お見舞い3/全9頁)
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こうした中で、民営化反対の一番の主張は、過疎地の郵便局がなくなるということですが、今回の民営化法案では、そういう地方の郵便局も廃止しないことになっています。今の郵政公社のままでは効率の悪い郵便局は廃止されますが、民営化されたら採算の悪い郵便局も廃止されないという変な話であります。しかし、原理・原則は大事としても、現実に合わせて妥協・修正するのは政治の役目であると思います。これは道路公団の民営化にあたって採算性の低い高速道路であっても、東九州自動車道のように地域の強い要望を入れて建設することになったのと同じです。旧国鉄のように大幅な赤字を抱えて、にっちもさっちもいかなくなってからでは遅いのです。旧国鉄の三十兆円もの借金は今、毎年国民の負担で返済しているところです。今回の郵政民営化はそうならない前に改革するものであり、国民になかなか理解されにくいのですが、二、三十年先には必ずあの時改革しておいてよかったと思う時がきっとくると思います。
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